説明
ステレオのデッカ・デコラです。
<付属品>
取扱説明書、回路図など、DECCAカートリッジ4種(MK1のSP/MONO/STEREOおよびMK2)、
<程度>
・1959年ごろのものですが、年代を考えると、とても丁寧に保管されてきたものと思います。外装はいくつかの目立たない傷はありますが、オリジナルの状態を保っています。シリアルは138*です。
画像は多めに載せましたので、よくよくご確認下さい。
また、その他質問等ございましたら、店舗までお気軽にご連絡下さい。
・現状動作します。気になるノイズなどはありません。
・コラーロプレーヤーの回転は安定しています。
・各部動作チェック済みです。基本的な機能は問題なく動作します。
チューナーはイギリス仕様ですので国内では音は出ません。
チューナーは真空管式のモノラルのタイプが付いています。
<仕様>
・スピーカー:各チャンネルごと、ツィーターおよびスコーカー:ELAC×6、ウーファーEMI×1
・使用真空管(プリアンプ部)
8D8X2(Brimar)
ECC83×2(Mullard)
(パワーアンプ部)
(各チャンネル)
EL34×2(MULLARD)
ECC83x1(Mullard)EF86(MULLARD)
(電源部)
GZ34×1(Mullard)
・重量:約150kg
<コメント>
1959年ごろ、デッカがスタジオでの技術の粋を集めて世に問うた、最高級の電蓄です。当時はとにかく由緒ある名家に所有されていたそうです。
作りは家具調ですので、英国家具としての重厚な造りはもちろん、佇まいもとても雰囲気があります。
音質としては、多くの人々がレコードのもつ意味(生演奏以外で、生で聴いているような音楽を味わいたい)を最高レベルで味わいたいと願ったその欲望を具現化したような機械ではないかと思います。
とくに古いモノラルレコードをこのDECOLAで一聴すると、録音当時の雰囲気が生々しく再現されて驚きます。「音楽を聴く」という事がこの電蓄に関しては特別な主張を持っており、それが私達にインパクトを与えてくれます。
大きく重量もあるものですので、設置するにはスペースが必要だとは思いますが、それが可能な方にとっては一度は手にしてみたいものではないでしょうか?
オーディオの究極とも言えるこの一台をぜひ手にしてみてください!